NOZOMIからのお知らせ
~発達支援の5領域~
令和6年度報酬改定において、「児童発達支援」「放課後等デイサービス」での支援で、5領域「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」を全て含めた総合的な支援を提供することが運営基準に明記され対応することが求められています。放課後等デイサービス(各施設名)では、個別支援計画等に「5領域」との繋がりを明確化して支援を提供していきます。
5領域における支援内容について・・・
【健康・生活】
荷物の管理、日々の体調観察・調理実習やおやつによる食への興味関心の向上、そうじ・洗濯・調理などの家事スキルの向上のための活動、買物実習、金の使い方、公共機関を利用しての外出・外食、身なりの整え方の確認
【運動・感覚】
公園遊びを通して走る・投げる・受ける・飛ぶなど全身を使う
椅子に座った時の姿勢の確認
風船バレーを膝立ちで行うことでバランス感覚の強化と風船を叩くことで力加減を学ぶ、サッカークラブ、野球、散歩
【認知・行動】
児童の学習習得内容に応じた個別のプリント学習、宿題、音楽クラブ・ハンドベル・手先の細やかさを強化するための自立課題
おやつの袋詰めによる空間認識能力の向上 作業による数の認知・確認・仕分け、はさみやのり・ホチキスなど基本的な文房具を使用した製作活動
【言語・コミュニケーション】
吃音症児の自発発声の機会の提供・絵カードの活用、TPOに応じた言葉使いの習得
【人間関係・社会性】
小集団の中での役割分担・、係活動レクリエーションやミニゲームによるルールの理解、他者との関わりを育む・あいさつの徹底
夏休みのカフェ研修・学童児との交流、人との距離感の確認、公共マナー・交通ルールの確認、パソコン・iPadを使用したタイピング練習